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2冊の共通点 [本の話]

最近読んだ本を紹介。

21世紀によむ日本の古典〈20〉東海道四谷怪談

21世紀によむ日本の古典〈20〉東海道四谷怪談

  • 作者: 西本 鶏介, 岡田 嘉夫, 田口 章子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本

以前に買った本。
ようやく読み始めたら、おもしろくてすぐ読み終わってしまった。
字も大きいしね。
江戸時代に歌舞伎の脚本として書かれたものを
現代文に訳したもの。
有名な幽霊「お岩さん」の話。
でも今まで知っている話とは違い
複雑な欲望の絡み合いの方に怖さを覚える。


陰日向に咲く

陰日向に咲く

  • 作者: 劇団ひとり
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本

劇団ひとりの処女小説。
まずは「芸能人が書いた本」という固定観念を捨てよう。
登場人物は瑞々しくもあり、時に毒々しい。


両方の本に言える事は
人物がきちんと描けている事。
おもしろい本のひとつの条件だと思う。

皆さんも機会があれば是非。


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コメント 2

きく

>四谷怪談
鶴屋南北っすね。
俺、全然予習してない…。
橋之助の色悪っぷりが楽しみっす。
by きく (2006-03-29 01:50) 

yazawarp

>きく
予習はばっちり。待ってろ平場。
by yazawarp (2006-03-30 00:43) 

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